認知症の人を介護するには、いろいろな施設やサービスを上手に利用することも大切です。認知症の患者に対応している施設やサービスにはいろいろなタイプのものがありますので、それぞれの状況に応じて、そういった施設やサービスを利用しましょう。
まず、認知症の中でももっとも重い症状の場合は、介護老人福祉施設を利用しましょう。常時介護が必要で、自宅での生活が困難な人のための施設です。病状が安定した状態にあり、介護やリハビリが必要な人の場合には、介護老人保健施設があります。これらの施設と比べ、看護や医学的な対応がより必要となるのが介護療養型医療施設です。
また、介護利用型軽費老人ホームの別称であるケアハウスは、車椅子生活になっても自立した生活を送れるように配慮した施設です。また、有料の老人ホームは、通常10人以上の高齢者を入所させて、食事やその他の日常生活において必要な便宜を提供することを目的とした施設です。
私の母は、昨年までは自宅で介護をしていたのですが、私が半分ノイローゼになったことと、母の症状が悪化してしまったことが重なり、自宅での介護は無理だとの判断で、介護老人保健施設にお世話をお願いすることにしました。
このように、それぞれの症状や家庭の事情なども含めた上で、施設を利用することも認知症の介護においては大切なことです。