“認知症介護の悩み”について、認知症ケア専門士が事例とともにわかりやすく解説しています。認知症の症状や知識、予防から介護の方法まで、知っているようで知らない「認知症」を紹介するサイトです。

認知症介護の具体的ケア

プライド(自尊心)の尊重

家族や身近な方が認知症と診断されると、普段から日常生活を送るうえでどのように接すれば良いか不安になることもあるでしょう。

まずは、認知症という病気とその方の症状を知り、詳しく理解しましょう。そして、その病気に向き合っていくために、どのように対応すればよいのかを考えることが大切です。また特別な目で見ず、病気でない方と接するのと同様に、プライドを尊重して接しましょう。

認知症の方の行動は、その人の性格、症状、環境など個別性が大きいため、介護の方法も一様ではありません。そのため、日常生活で行う認知症の介護(ケア)について、症状別に具体的な対応方法や工夫するポイントをそれぞれ説明します。

接し方の原則

認知症の方への対応方法では、接し方のいちばんの基本であり原則は、何よりもプライドを尊重することです。プライドを傷つけることにつながる行為やむやみに叱ったり、子供を怒鳴りつけるような対応、不快感をあらわにした態度をとることは、極力避けるようにしましょう。

ポイント

・否定しないこと(逆らわない)
・話題・場面をかえ、関心をそらせる
・認知症の方の認識に合わす
・叱らない、説得しないこと
・失敗しないような状況(環境)をつくる
・行動の動機や背景を考え、それを満たす

「ダメじゃない!」「いけません!」は禁句です。


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