“認知症介護の悩み”について、認知症ケア専門士が事例とともにわかりやすく解説しています。認知症の症状や知識、予防から介護の方法まで、知っているようで知らない「認知症」を紹介するサイトです。

薬物療法 ~アリセプト~

アルツハイマー型認知症に処方される治療薬として、ただ1つの薬と言われてきたのが、アリセプト。一般名称では、ドネペジル塩酸塩錠です。

これは、1997年からエーザイ製薬、ファイザー製薬から販売されるようにもなりました。

アリセプトの概要

■薬の働き

アルツハイマー病にかかると、脳の神経細胞のあいだで情報を伝える「アセチルコリン」と呼ばれる物質が健康な人よりも減少してしまいます。そのため、このアセチルコリンを分解する酵素の働きを阻害して、アセチルコリンの減少を抑えて、情報伝達が行い易いようにする薬が「アリセプト」です。

■薬の特徴

・国内初のアルツハイマー病治療薬です。
・軽度、中等度、重度のすべての症状に利用できます。
・一般的な錠剤と細粒に加え、水なしで飲める口腔内崩壊錠(D錠)や、高齢の人に飲みやすいゼリー剤があります。
・認知症の進行度が中程度までなら20~30%ぐらいの有効率があるとされ、症状を数カ月~1年ほど前の状態まで回復できると言われています。
・対症療法薬のため、病気そのものの進行を遅らせることはできません。
・薬を飲むのをやめれば、飲まなかったときと同じレベルまで急速に悪化することがあります。

■発売開始時期(認可時期)、販売会社

1997年、エーザイ株式会社・ファイザー株式会社

■注意点

・病気によっては、その症状を悪化させるおそれがあります。
・心臓病、消化性潰瘍、気管支喘息、パーキンソン病などの人、また鎮痛薬を服用している人は慎重に用いる必要があります。
・薬の飲み合わせによっては、この薬の作用が強まり、副作用が出やすくなったり、逆に効果が弱くなってしまうこともあります。
・認知症以外で服用中の薬がある場合は、必ず医師に報告しましょう。


“認知症”とは?

有料老人ホーム・高齢者住宅検索なら「探しっくす」

“認知症”とは?

Copyright © MEDICAL RESOURCES Co., Ltd. All Rights Reserved.