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非薬物療法 ~バリデーション療法~

次に、バリデーション療法ではどんなことをするのでしょうか。

聞きなれない”バリデーション療法”ですが、これは認知症の方が騒いだり、徘徊したりすることにも「意味がある」として捉え、なぜ騒ぐのか、なぜ徘徊するのかを患者の歩んできた人生に照らして考えたり、一緒に行動したりするというものです。

結果としてとられた行動について、患者の感情を和らげて、患者自身を理解するために、本人の話を否定せず、丁寧に耳を傾けて、優しく、穏やかに接することが大切です。そうした落ち着いた対応から、激しかった患者の感情が落ち着いたり、症状の悪化を防ぐことにもつながるとされています。

【ハリデーション療法の具体的なやり方】

・センタリング(精神の統一、集中)
・事実に基づいた言葉を使う
・リフレージング(本人の言うことを繰り返す)
・極端な表現を使う(最悪、最善の状態を想像させる)
・反対のことを想像する
・思い出話をする(レミニシング)
・真心をこめたアイコンタクトを保つ
・曖昧な表現を使う
・はっきりとした低い、優しい声で話す
・ミラーリング(相手の動きや感情に合わせる)
・満たされていない人間的欲求と行動を結びつける
・好きな感覚を用いる
・タッチング(ふれる)
・音楽を使う
[参考] 「バリデーション 認知症の人との超コミュニケーション法」(ナオミ・フェイル著、筒井書房)


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