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認知症の中期以降の症状【中度・重度】

アルツハイマー型認知症が、軽度から中度、重度に進行した場合、どのようなことが現れるのでしょうか。

まずは、意思の疎通をとるのが難しくなることが特徴です。何かを話しても、その言葉の意味の分からない場合が多く、また、相手が話しかけてくることや誰かが話している内容を理解できなくなります。
また、質問をしても答えられなくなります。それに加えて、何を質問されているのか、質問をされていること自体が分からなくなります。しかし、相手が言っていることが全然分らないということではありません。話していることが理解できなくても、その何となくのニュアンスは分かる場合もあります。

そういった認知症の方に頻繁に出現する心理状況や行動をBPSDと言い、その内容は半年~1年くらいで変化することが多いのが特徴ですが、適切なケアを行うことで数ヶ月で見られなくなることもあります。(このBPSDは中核症状に伴って現れる精神・行動面の症状である「周辺症状」とほぼ同じ意味で用いられています。)

ただ、本人の症状が重度化するにつれて起こるコミュニケーションの取りにくさの問題よりも、家族をはじめとする日々のケアや介助を行う方の大変さばかりを気にしてしまう傾向があるので、見直したい部分ですね。

 

中期以降の症状【中度・重度】の特長

■記憶
新しいできごとは全く覚えていられません。古い記憶や昔のこともあいまいになったり、分からなくなります。

■時間、場所、人物の認識
日付けや年度だけでなく、時間、場所、人物についてかなり理解できません。

■会話
日常会話だけでなく、通常の会話そのものが難しくなります。

■日常生活
日常生活で全面的な介助やケアが必要となります。失禁することもあります。


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