“認知症介護の悩み”について、認知症ケア専門士が事例とともにわかりやすく解説しています。認知症の症状や知識、予防から介護の方法まで、知っているようで知らない「認知症」を紹介するサイトです。

認知症の経過

少しずつ発症する症状の1つに、失行があります。失行とは、今までできていた行為や行動ができなくなってしまうことです。

【失行の症状】

簡単な行為ができなくなる
考える力が低下するので、調理器具の使い方がわからなくなり、料理ができなくなります。そのほか、携帯電話やパソコンの使用など、機器を使うことができなくなることが多いです。

1つの動作はできるのに、複数の組み合わせた行動ができなくなる
個人差はありますが、思考をともなう行動は考える力の低下にともない、できなくなってしまうこともあります。例えば、ドアノブは握れるのに開けられない、箸は使えるのに食事を口に運ぶことができなくなるなどです。

 【失行以外の症状】

知覚、嗅覚、痛覚などの感覚機能が低下する場合がある
味覚の低下によって、料理の味付けができなくなったり、痛みの感覚も分かりにくくなるために、ケガに気づかずに悪化させてしうことにもつながります。

運動能力が低下する
同年代の高齢者と比べても数倍の速さで運動能力が低下し、歩いたり、動くことができなくなります。

 

認知症の種類(タイプ)別の経過・進行するかたち

アルツハイマー型認知症

比較的ゆるやかに進行します。症状としてはゆるやかに見える場合でも、時間とともに確実に進行していきます。
もの忘れから始まり、新しく記憶することができなくなり、そして過去のことも忘れていきます。そして自分自身の意思を伝えることが少しずつできなくなっていきます。しかしストレス状況や環境によって、一気に症状が進行する場合もあります。

症状の進行にともない、軽度、中度、重度と経過するのが特徴です。(こちらのページで詳しく紹介します)

脳血管性認知症

脳卒中などが原因となる脳血管性認知症は、その症状の進行はバラバラで、いくつかのタイプに分けられます。

■早期に発見し、リハビリや生活改善を繰り返すことで、症状をある程度のところで止めておける”安定型”
■生活を見直さずに、脳卒中などの病気を繰りかえすことで、急激に症状が進行する”階段型”
■積極的にリハビリを行ったり、治療を受けたりして、一時的に症状がよくなる”一時回復型”

これら以外には、他の病気の併発が原因となり、”階段型”になって急激に症状が進行してしまうこともあります。


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