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うつ状態と認知症の違い

「うつ病」には、通常の場合であれば記憶障害がありません。しかし、気分が落ちこんだり、趣味をはじめとするものごとへの興味や意欲を失ってしまったり、記憶力や判断力が低下するなどの症状が続くことが特徴です。また、うつ病では自分の状態に不安を感じるために、悲しさや寂しさ、空虚感、自殺願望などの感情的な障害が起こることが認知症と大きく違います。

うつ病は、急に症状が出ることがあったり、午前中だけ症状が強く出たりするといった個人差があります。そうした症状が出現するタイミングがバラバラであることも認知症との違いです。認知症の場合は、うつ状態以外でも同じ感情を持続することが少なく、うつ状態になったり、楽観的になったり、と時間によってコロコロ変わることが特徴です。また、認知症にかかるとどちらかというと楽観的になる人が多いと言われています。

ただし注意が必要なのは、「認知症」も「うつ病」も両方を併発している場合です。

 

うつ状態と認知症の違いの特長

■性格の変化
うつ状態では、几帳面、気まじめになりがちですが、認知症は個人差が大きく特徴はありません。

■初期症状
うつ状態では、抑うつですが、認知症ではもの忘れをはじめとする記憶に関する症状が出ます。

■病気の進行
うつ状態では、急激に進行しますが、アルツハイマー型認知症をはじめ、認知症では比較的ゆっくりと進行します。

■症状の訴え方
うつ状態では、悲観的、自責感、自殺願望を訴えますが、認知症では楽観的な場合が多く、深刻さはあまり伴いません。

■抗うつ剤への反応
うつ状態では、効果があり、症状改善につながりますが、認知症ではある程度は有効な場合もありますが、一定ではありません。


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